共同通信ニュース用語解説 「ジルコニウム水反応」の解説
ジルコニウム水反応
日本で広く利用されている軽水炉(原発)の燃料を覆う被覆管の金属ジルコニウムと水との反応。原発が冷却機能を失って炉心が高温になると、この反応が起き、水が分解されることで水素が発生する。大量の水素が原子炉建屋内にたまり、何らかの原因で引火すると爆発が起きる。東日本大震災で冷却機能を喪失した東京電力福島第1原発では1、3、4号機の原子炉建屋で水素爆発が発生した。
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