スカリジェル(読み)すかりじぇる(その他表記)Giulio Cesare Scaliger

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スカリジェル」の意味・わかりやすい解説

スカリジェル
すかりじぇる
Giulio Cesare Scaliger
(1484―1558)

ルネサンス期のイタリアの代表的な詩学者。哲学、医学、自然学、文献学において多くの業績を残した博学の士。ライプニッツによって近代におけるアリストテレス哲学の代表者とみなされた。とくに『詩学』Poetices libri septem(1561)は大きな影響を残し、アリストテレス詩学の権威を確立させた。詩の本質は模倣にあるが、詩人は創作者として第二の神のごとく、理想的事物を表現すべきである、という考えを示した。

[浜下昌宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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