博学(読み)ハクガク

精選版 日本国語大辞典 「博学」の意味・読み・例文・類語

はく‐がく【博学】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひろく学ぶこと。ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまやその人。博識。
    1. [初出の実例]「皇子博学多通、有文武材幹」(出典懐風藻(751)大友皇子伝)
    2. 「洪才博学(ハクカク)の儒者共が」(出典:太平記(14C後)二六)
    3. [その他の文献]〔論語‐子罕〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「博学」の読み・字形・画数・意味

【博学】はくがく

ひろく学ぶ。〔中庸、二十〕く之れを學び、審(つまび)らかに之れを問ひ、愼みて之れを思ひ、らかに之れを辨じ、篤(あつ)く之れを行ふ。

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