最新 地学事典 「スコチア島弧」の解説
スコチアとうこ
スコチア島弧
Scotia arc
スコシア島弧,南アンティル弧などとも。南米南端ケープホーンに始まり,フォークランド諸島,サウスジョージア島,サウスサンドイッチ諸島,サウスオークニー諸島,サウスシェトランド諸島を経て,南極西部のグラハムランドの半島に至る。内側に島弧名の由来するスコチア海を抱く。サウスサンドイッチ諸島付近には深さ200kmに達する地震が起こっており,外側には最大水深8,325mのサウスサンドイッチ海溝がある。サウスサンドイッチ諸島からグラハムランドにかけては約9個の活火山がある。鋭い弧の成因については,スコチア海の地殻が太平洋側から大西洋へ向かい,相対的に水平移動したためという説がある。
執筆者:杉村 新
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

