サウス・シェトランド諸島(読み)さうすしぇとらんどしょとう(英語表記)South Shetland Islands

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

サウス・シェトランド諸島
さうすしぇとらんどしょとう
South Shetland Islands

南大西洋のドレーク海峡中にある島々。亜南極にあり、南緯62度、西経58度付近を中心として、西南西から東北東にかけて、約500キロメートルにわたる20以上の火山性の島からなる。総面積約4700平方キロメートル。1819年2月、イギリスのウィリアム・スミスによって発見された。イギリス、アルゼンチンチリ主権を主張しており、キング・ジョージ島とグリニジ島に3か国の4観測基地が置かれている。

[楠 宏]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サウスシェトランド諸島
サウスシェトランドしょとう
South Shetland Islands

南極大陸,南極半島先端の沖合いにある火山性の島群。クラレンス,キングジョージ,リビングストン,スミス,デセプションなどの島々から成る。総面積約 4600km2。 1819年イギリスの W.スミスによって発見された。接近が比較的容易で,アルゼンチン,チリ,イギリスなどの多く南極観測基地がある。

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