ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スタウラキウス」の意味・わかりやすい解説
スタウラキウス
Stauracius
[没]812.1. コンスタンチノープル
ビザンチン皇帝 (在位 811) 。ニケフォルス1世の息子。 811年春父帝とともにブルガリア征討軍に加わり,いったんは勝利を収めたが,同年7月敵の逆襲にあい,父の戦死後,アドリアノープルに逃れ,そこで登位。首都コンスタンチノープルに帰還後,妹プロコピアの夫ミカエル・ランガベが反対皇帝の名のりをあげたため (811.10.) ,みずから退位,修道院に入り,その3ヵ月後没した。
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