スターバックスコーヒー

共同通信ニュース用語解説 「スターバックスコーヒー」の解説

スターバックスコーヒー

米大手コーヒーチェーンスターバックス子会社と衣料品販売のサザビー(現サザビーリーグ、東京都)が、日本におけるスタバの店舗展開を目的に1995年に共同で「スターバックスコーヒージャパン」を設立した。2001年に株式を上場した。13年3月期の業績は、売上高が前期比8・1%増の1165億円、純利益は38・3%増の53億円。店舗数は13年9月末時点で1001。

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知恵蔵 「スターバックスコーヒー」の解説

スターバックスコーヒー

米国ワシントン州シアトル発祥のコーヒー店チェーン。1971年にコーヒー焙煎(ばいせん)会社として創業。82年に現CEOのハワード・シュルツ入社。その年、会社はレストランやエスプレッソバーなどにコーヒーの提供を開始した。85年にシュルツは同社を退社、コーヒーチェーン「イル・ジョルナーレ社」を設立。スターバックスコーヒーの豆を使ったコーヒーとエスプレッソドリンクを中心に、テイクアウトスタイルの販売をスタート。大きな人気を呼び、濃い目のコーヒーに各種フレーバーを合わせてアレンジする「シアトル系コーヒー」の先駆けとなった。87年にイル・ジョルナーレ社がスターバックスを買収社名を現在のスターバックス・コーポレーションへと変更した。
95年には株式会社サザビー(現・株式会社サザビーリーグ)と提携、合弁会社としてスターバックスコーヒージャパン株式会社を設立。96年8月に北米以外では初めてとなる店舗を東京・銀座にオープンしたのを皮切りに、日本でも99年から全国展開を本格化。2014年3月末現在で、世界65カ国で計2万1000店舗、日本国内で1034店舗を展開している。15年5月には47都道府県で唯一店舗のなかった鳥取県へも出店する予定。
日本国内の店舗は、「家庭でもなく職場でもない第3の空間」をコンセプトに、ゆっくりとくつろげるソファが配され、店内は全面禁煙が基本。オフィス街や商業地が中心だが、京都大学や筑波大学、名古屋大学といった大学構内や、佐賀県の武雄市図書館内などにも出店。周辺の景観に合わせて木材を多用したり、歴史ある建築物を有効活用したりと空間デザインにこだわったコンセプトストアが、福岡の県営大濠公園内や神戸の北野異人館ほか国内に13店舗ある。また、14年9月には1杯1998円という同社史上最も高価なコーヒー「パナマ アウロマール ゲイシャ」を国内48店舗限定で売り出し注目を集めた。
14年9月23日、スターバックス・コーポレーションは、スターバックスコーヒージャパンを完全子会社化する計画を発表。株式の公開買い付けが進められ、15年前半には買収を終える見込み

(松岡理絵 フリーランスライター/2014年)

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デジタル大辞泉プラス 「スターバックスコーヒー」の解説

スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒージャパン株式会社が展開するカフェのチェーン。コーヒーなどのドリンク類、軽食を販売する。アメリカ発祥。1996年、日本の1号店がオープン。

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