現代外国人名録2016 「スティーブンホーキング」の解説
スティーブン ホーキング
Stephen William Hawking
- 職業・肩書
- 理論物理学者,天体物理学者,応用数学者 元ケンブリッジ大学ルーカス記念講座教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1942年1月8日
- 出生地
- オックスフォード
- 専門
- 宇宙論, ブラックホール理論
- 学歴
- オックスフォード大学〔1962年〕卒,ケンブリッジ大学トリニティーカレッジ卒
- 学位
- 物理学博士(ケンブリッジ大学)
- 資格
- ロイヤル・ソサエティ会員〔1974年〕
- 勲章褒章
- CBE勲章, 自由勲章(米国大統領)〔2009年〕
- 受賞
- アルバート・アインシュタイン賞〔1978年〕,ウルフ物理学賞〔1988年〕,ハーバード大学名誉科学博士号〔1990年〕
- 経歴
- 大学では物理学と宇宙論を専攻。早くから理論物理学の第一人者として認められ、1974年画期的な「ブラックホール蒸発論」を唱え世界的な脚光を浴びる。同年史上最年少の32歳で英国王立協会会員となった。’75〜77年ケンブリッジ大学重力物理学講師を経て、’77〜79年同教授、’79年より応用数学のルーカス記念講座教授。2009年9月定年で退任。2008年「ブラックホール蒸発論」の一部が、日本の高エネルギー加速器研究機構の研究チームにより検証された。著書に「スペース・タイムの構造」「超空間と起動力」「時間のつかの間の歴史」、娘ルーシーとの共著に〈スペース・アドベンチャー〉シリーズ、「宇宙への秘密の鍵」「宇宙に秘められた謎」「宇宙の誕生 ビッグバンへの旅」「ホーキングの最新宇宙論」のほか、世界40ケ国で1000万部のベストセラーとなった「ホーキング、宇宙を語る」(1988年)がある。同書は日本でも50万部を超えるベストセラーとなった。自伝に「ホーキング、自らを語る」がある。21歳で筋萎縮性側索硬化症が発病、“車いすの天才”と呼ばれる。またしゃべることもできないため、ワープロと音声シンセサイザーを操作して合成言語により会話や著述活動をする。’90年来日。’95年看護チームの看護師と結婚。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報