日本大百科全書(ニッポニカ) 「ストイカ」の意味・わかりやすい解説 ストイカすといかChivu Stoica(1908―1975) ルーマニアの政治家。プロイエシュティ近郊の生まれ。鉄道員。1931年に共産党に加入、1933年の鉄道ストを指導してゲオルギュ・デジとともに逮捕され、1915年の刑を受け、1944年に釈放された。1945年党政治局員、1948年内相、1950年副首相に就任。党内闘争では「国内派」としてデジを支えた。1955年に首相になり、1959年にバルカン平和地域を呼びかけた。1965~1967年に国家評議会議長(国家元首)を務めた。[木戸 蓊][参照項目] | ゲオルギュ・デジ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストイカ」の意味・わかりやすい解説 ストイカStoica, Chivu [生]1908.8.8. プロエシュティ近郊スミエニ[没]1975.2.18. ウィーンルーマニアの政治家。 1931年共産党に入党。 33~44年労働運動指導者として逮捕され入獄。 45~65年党中央委員,46~47年政治局員。 50~54年副首相,54~55年第一副首相,55~61年首相。 61~65年党書記,65~67年国家評議会議長 (国家元首) 。 67年党常任幹部会員。スターリン主義者に対する風当りが強まった 69年第 10回党大会で中央委員をはじめ全要職を失った。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報