スポット取引(読み)スポットとりひき(その他表記)spot trading

翻訳|spot trading

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スポット取引」の意味・わかりやすい解説

スポット取引
スポットとりひき
spot trading

おもに原油購入の際に3ヵ月あるいは6ヵ月以上の長期にわたる購入取引をターム取引というが,1回限りの荷渡しと3ヵ月程度の短期契約の形をとる取引形態をスポット取引 (当用買い) という。 1980年代なかばまでの市場取引は,石油輸出国機構 OPECの政府公式販売価格 GSPに基づくターム取引が市場の大半を占めていたが,原油価格の低落で市況が不安定化したためスポット取引が増加し,スポット取引価格が GSPに代って国際原油価格を決定づけるようになった。なお OPEC各国は,87年末以降,原油のターム取引価格を従来の GSPから原油スポット実勢価格に応じたスポット市場連動型価格に変更している。

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