スポンザ宮殿(読み)スポンザキュウデン

デジタル大辞泉 「スポンザ宮殿」の意味・読み・例文・類語

スポンザ‐きゅうでん【スポンザ宮殿】

Palača Sponza》クロアチア最南端、アドリア海に面した都市ドゥブロブニクにある宮殿。旧市街のルジャ広場に面する。16世紀にドゥブロブニク共和国の税関造幣局として建造され、後期ゴシック様式とルネサンス様式が混在する。17世紀の大地震にも耐えた。その後、文化人などのサロンとなり、現在は古文書館として利用されている。宮殿がある旧市街は、1979年に世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android