大地震(読み)ダイジシン

デジタル大辞泉 「大地震」の意味・読み・例文・類語

だい‐じしん〔‐ヂシン〕【大地震】

揺れが激しく、被害の大きい地震地震学ではマグニチュード7以上の規模の地震をいい、マグニチュード8以上のものは特に巨大地震ということもある。おおじしん。→マグニチュード
[補説]「だいじしん」「おおじしん」は古くからどちらの用例もみられるが、NHK日本放送協会)では「おおじしん」と読んでいる。
[類語]地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震おおじしん大震震災震央震源震源地震度微震軽震弱震中震強震烈震激震

おお‐じしん〔おほヂシン〕【大地震】

だいじしん(大地震)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「大地震」の意味・読み・例文・類語

おお‐じしんおほヂシン【大地震】

  1. 〘 名詞 〙だいじしん(大地震)
    1. [初出の実例]「大地震(オホヂシン)ながい帽子(しゃっぽ)がころげおち」(出典団団珍聞‐一号(1877))

大地震の補助注記

古くから「おおじしん」「だいじしん」が併用されたか。NHKでは「大地震」を「おおじしん」と読んでいる。


だい‐じしん‥ヂシン【大地震】

  1. 〘 名詞 〙 大きな地震。おおじしん。
    1. [初出の実例]「ブツゼンニテ Deus エ Oratio シタマエバ、タチマチ daigixin(ダイヂシン) ヲコッテ メイドウスルコト ヲビタタシ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)二)

大地震の補助注記

地震研究者の間では、特にマグニチュード七以上の地震を指していうことが多い。

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とっさの日本語便利帳 「大地震」の解説

×大地震[だいじしん]

○大地震[おおじしん]
「大地震」は「オオ地震」、「大震災」は「ダイ震災」が伝統的に固定化されてきた読み方である。しかし「地震」が音読みであることによってか「ダイ地震」と読む人が多く、伝統的な区別はほとんどなくなっている。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

デジタル大辞泉プラス 「大地震」の解説

大地震

1974年製作のアメリカ映画原題《Earthquake》。監督:マーク・ロブスン、出演:チャールトン・ヘストン、エバ・ガードナー、ジョージ・ケネディほか。第47回米国アカデミー賞音響賞受賞。

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世界大百科事典(旧版)内の大地震の言及

【地震】より

…この揺れのことを地震動というが,一般には地震動のことも地震と呼んでいる。
[マグニチュードと震度]
 地震には,数百kmの範囲にわたって強い地震動をもたらし,大災害を生じるような巨大地震から,地震動は人体に感じられず,高感度の地震計だけが記録するような微小地震まで,大小さまざまなものがある。地震の大きさ(規模)はマグニチュードによって表示される。…

※「大地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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