スラマニパゴダ(読み)スラマニパゴダ(その他表記)Sulamani Pagoda

世界の観光地名がわかる事典 「スラマニパゴダ」の解説

スラマニパゴダ【スラマニパゴダ】
Sulamani Pagoda

カンボジアアンコールワットインドネシアボロブドゥールとともに世界3大仏教遺跡に数えられている、ミャンマー中央部、バガン(Bagan)の仏教遺跡群の中にある寺院。1183年にナラパティシートゥー王が建立し、バガン王朝時代の最も重要な建造物の一つといわれている。緑と黄色の上薬で色付けされたタイル砂岩で装飾された2階建ての寺院の1階には、東西南北を向いている4体の仏像があり、内部壁画には仏像や船に乗る人々、像などをモチーフにした11世紀のフレスコ画が残っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android