ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バガン」の意味・わかりやすい解説 バガンBagan ミャンマー(ビルマ)中央部,マンダレー管区にある古都。パガン Paganとも呼ばれる。マンダレーの南西約 145km,エイヤーワディ川東岸に位置する。古くから中国の雲南(→ユンナン〈雲南〉省)とインドのアッサム(→アッサム州)をつなぐ交通の要衝で,1044年に成立したビルマ最初の統一王朝であるパガン(蒲甘)朝の首都だった。パゴダ(仏塔)が立ち並ぶ仏教の聖地で,周辺地域を含めてその数は数千基に及び,国内の仏教徒だけでなく外国人観光客も訪れる。2019年世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by