上薬(読み)ジョウヤク

デジタル大辞泉 「上薬」の意味・読み・例文・類語

じょう‐やく〔ジヤウ‐〕【上薬】

中国古代に、漢方で、薬の性質から定めた区別の一。多量に長期に服用しても副作用がなく、不老長寿効果があるとされた薬。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上薬」の意味・読み・例文・類語

じょう‐やく ジャウ‥【上薬】

〘名〙 すぐれた薬剤。上等の薬。
史記抄(1477)一四「医書に玉石部と云てあるぞ。上中下三品があるぞ。〈略〉凡上薬一百二十種」

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