スルホラン法(読み)スルホランホウ

化学辞典 第2版 「スルホラン法」の解説

スルホラン法
スルホランホウ
Sulfolane process

液状炭化水素混合物からBTX(ベンゼン,トルエン,キシレン)混合物を抽出分離する代表的な方法で,アメリカのUOP社がShell Chemical社と共同開発したプロセス.抽出溶剤としてスルホラン(CH2)4SO2を用い,リホーメートナフサ分解で副生する芳香族性ガソリンから,高純度のBTX分が分離できる.わが国でも多数の本法が使用されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android