スローダウン

デジタル大辞泉 「スローダウン」の意味・読み・例文・類語

スロー‐ダウン(slow-down)

[名](スル)
速度を落とすこと。また、速度が落ちること。減速。「経済発展テンポスローダウンする」
仕事能率をわざと落とす労働戦術。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「スローダウン」の意味・読み・例文・類語

スロー‐ダウン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] slowdown )
  2. 速度を落とすこと。また、速度が落ちること。減速。
    1. [初出の実例]「エンジン、スロー・ダウンを掛けにゃいかんぞ」(出典:水の上の会話(1965)〈阿川弘之〉)
  3. 仕事の能率をわざと落とす労働戦術。サボ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスローダウンの言及

【サボタージュ】より

…日本語の〈怠業〉はこれにあたる。怠業の最も典型的なものは,通常の作業に従事しつつも,作業速度を通常よりも故意に低下させるスロー・ダウンslow‐downである。また,義務づけられている業務の一部を労働者が履行しない不作為も,怠業の一種と考えられる。…

【争議行為】より

…怠業は,使用者の労働指揮命令に不完全にしか服従せずに,不完全な労働提供を行う争議戦術をいう。単に能率を低下させる消極的怠業(スロー・ダウン)は使用者の労働指揮権を部分的に排除するにとどまり財産権を侵害することに至らないので,一般的に正当性を認められる。取引先や一般顧客に会社の悪口を言い業務阻害をもたらすことを目的とする開口サボタージュは,虚偽や歪曲した事実を流布する場合は積極的業務妨害行為と評価され,正当性を失う。…

※「スローダウン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android