スローボール論争(読み)すろーぼーるろんそう

知恵蔵mini 「スローボール論争」の解説

スローボール論争

2014年の第96回全国高校野球選手権大会で、南北海道代表校の投手が投じた推定速度50キロメートルのスローボールについて起きた論争。元アナウンサーがこのスローボールについて「投球術とは呼びたくない」とツイッター上で批判して炎上し、高校野球においてのスローボールの是非についての議論が起きていた。この論争について、米大リーグのテキサス・レンジャース所属のダルビッシュ有投手が「自分としては一番難しい球だと思ってます。」と持論を展開。また、北海道日本ハムファイターズの栗山明監督が「勝つために知恵を振り絞っている。」と発言し、スローボールを擁護。この投球に関する是非は野球界のみならず、各界に及び、話題となった。

(2014-8-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android