持論(読み)ジロン

デジタル大辞泉 「持論」の意味・読み・例文・類語

じ‐ろん〔ヂ‐〕【持論】

かねてから主張している自分意見・説。持説。「持論を曲げない」
[補説]「自論」と書くのは誤り。
[類語]意見見解主張所説所論持説私見私意私考所思所見考え見方オピニオン尊敬貴意高見謙譲愚見卑見私見管見

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精選版 日本国語大辞典 「持論」の意味・読み・例文・類語

じ‐ろんヂ‥【持論】

  1. 〘 名詞 〙 かねて主張している自分の説。いつももっている意見。持説。また、自説を主張すること。
    1. [初出の実例]「持吏長短とは、公方の吏がよいあしいと云事を持論するぞ」(出典:史記抄(1477)一六)
    2. [その他の文献]〔漢書‐厳助伝〕

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普及版 字通 「持論」の読み・字形・画数・意味

【持論】じ(ぢ)ろん

自己の意見を主張し守る。魏・呉質〔魏の太子曹丕)に答ふる牋〕(さき)には孝武の世、んなりと爲すも、東方・枚皋の徒の如きは、論を持すること能はず。ち阮()・陳(琳)の儔(たぐひ)なり。

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