スンニ派とシーア派

共同通信ニュース用語解説 「スンニ派とシーア派」の解説

スンニ派とシーア派

イスラム教預言者ムハンマド慣行(スンナ)を護持し全イスラム教徒の約9割を占めるスンニ派に対し、シーア派は、ムハンマドの死後、いとこで娘婿のアリとその子孫権威が引き継がれたと主張、異なる教義を持つ。当初「シーア・アリ(アリの党派)」と呼ばれたが、後にシーアだけが宗派名として定着した。サウジアラビアでは国民の85%がスンニ派なのに対し、イランでは90~95%がシーア派で、イラクでも約6割を占める。過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダはスンニ派。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android