ずきり(読み)ズキリ

精選版 日本国語大辞典 「ずきり」の意味・読み・例文・類語

ずきり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある。「づきり」とも表記した )
  2. うずくような激しい痛みが走るさまを表わす語。ずきん。
  3. 不意に、突きささるような激しい衝撃に襲われるさまを表わす語。また、急に、激しく動悸が打つさまを表わす語。ずきん。
    1. [初出の実例]「牧夫君が居ると気附いた時、ヅキリと電気に撃たれたやうな心地がして」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉一三)
  4. ことばが人の心をえぐるように鋭く突きささるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「『〈略〉貴方を棄てる気で居るぜ』と、ヅキリ云って」(出典:男五人(1908)〈真山青果〉二)
  5. 動作を急にやめるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「渠は唸る様な声を出して、ズキリと立止って」(出典:病院の窓(1908)〈石川啄木〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む