セイモク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セイモク」の意味・わかりやすい解説

セイモク

囲碁用語。置碁下手 (したて) が初級の場合,盤上の9個の星 (丸印) すべてに石を置く碁。転じてセイモクないしセイモク碁は初心者の別称にも通じ,セイモク手はプロなどが手拍子で初歩的ミスをおかした手をさす。セイモクの語源と文字には古くから諸説がある。井目は,正方形を単位とする土地区画の井田法からきている。碁盤はもと正方形であったからで,これに関連して正目の文字も生じた。聖目は,9星を神聖視した「ひじりめ」に由来し,中央の天元を「中のひじりめ」ともいった。これに対し,「境 (さかひ) 知り目」の〈さか〉が略されたとする反論もある。勢目は,勢子 (置石) を置く勢子目 (せいしもく) が詰ったとする。

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普及版 字通 「セイモク」の読み・字形・画数・意味

目】せいもく

眼疾

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