セイロン島(読み)セイロントウ(その他表記)Ceylon

翻訳|Ceylon

精選版 日本国語大辞典 「セイロン島」の意味・読み・例文・類語

セイロン‐とう‥タウ【セイロン島】

  1. インド半島の南東端、インド洋にある島。南部は山地で標高二五二四メートルのピドゥルタラガラ山がある。そのまわりは広い平野で熱帯モンスーン気候全島スリランカ民主社会主義共和国の国土である。面積六万五六一〇平方キロメートル。
    1. [初出の実例]「亦天竺に錫蘭(セイロン)島あり、赤道を去こと八九度の地なり」(出典:和蘭天説(1795))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セイロン島」の意味・わかりやすい解説

セイロン島
せいろんとう
Ceylon

インド半島の南東に位置する島。スリランカ民主社会主義共和国を構成する。東西220キロメートル、南北430キロメートルの卵形で、面積6万5610平方キロメートル。インドとはポーク海峡を挟んで50キロメートルしか離れていない。島の中央部南寄りに2000メートル級の山岳地帯があるが、周辺はなだらかな平原地帯が広がる。海岸にはサンゴ礁が発達する。

[林 正久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む