デジタル大辞泉 「ポーク海峡」の意味・読み・例文・類語 ポーク‐かいきょう〔‐カイケフ〕【ポーク海峡】 《Palk Strait》インド南部、タミルナドゥ州のカリメール岬とセイロン島のペドロ岬(ポイントペドロ)を隔てる海峡。幅55キロメートル。カーベリ川とバイガイ川が運ぶ土砂が流入する大陸棚にあるため、水深が浅く、大型船は航行できない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ポーク海峡」の意味・わかりやすい解説 ポーク海峡 (ポークかいきょう)Palk Strait インド半島南東端とスリランカ北端をへだてる海峡。幅60~100km,長さ150km。海峡全体が大陸棚にあるうえ,カーベーリ川,バイガイ川などから大量の土砂が流入して海峡の両側から巨大な砂嘴(さし)がのび,また水深が10mと浅いため大型船舶の航行は不可能である。海峡北部ではインド側からカリメール岬,スリランカ側からペドロ岬が向かい合い,また南部には小島が連鎖してアダムズ・ブリッジAdam's Bridgeと呼ばれる。インド側の突端にある巡礼地ラーメーシュワラムとスリランカのタライマンナールとの間を約3時間で連絡船が結ぶ。アダムズ・ブリッジの南はマンナール湾である。執筆者:藤原 健蔵 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポーク海峡」の意味・わかりやすい解説 ポーク海峡ぽーくかいきょうPalk Strait インド南部のカーベリ川三角州先端のカリメール岬と、セイロン島最北端のペドロ岬の間の海峡。幅55キロメートル。ここより南西側はポーク湾で、二つの島とアダムズ・ブリッジとよばれる浅瀬によってさらに南のマンナール湾とくぎられる。北東側はベンガル湾である。大陸棚上にあり、水深は浅い。[貞方 昇] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーク海峡」の意味・わかりやすい解説 ポーク海峡ポークかいきょうPalk Strait インド半島とスリランカをへだてる海峡の北半分をいう。アダムズブリッジによって,南半のマンナール湾とへだてられる。東側はポーク湾。長軸 (南西-北東) 140km,幅 64~140km。スリランカ領の多数の島がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ポーク海峡」の意味・わかりやすい解説 ポーク海峡【ポークかいきょう】 インドのデカン半島とスリランカの間の海峡。幅約60〜100km。小島がつらなるアダムズ・ブリッジの南はマンナール湾となる。暗礁が多く航行困難。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by