共同通信ニュース用語解説 「セクハラ対策規定」の解説
セクハラ対策規定
男女雇用機会均等法は、職場で意に反する性的言動を受けた労働者が拒否するなどの対応を取ったことで、労働条件で不利益を被ったり、言動そのものにより就業環境を害されたりすることがないよう対策を取ることを、事業主に義務付けている。厚生労働省の指針は「食事やデートにしつこく誘う」「必要なく身体に接触する」などを例示。加害者には上司や同僚以外に顧客や取引先社員も含まれ、正社員だけでなくパートや契約社員ら非正規で働く人も守られる対象となる。勤務時間外の宴会も、実質上職務の延長と考えられるものは「職場」に該当する。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報