セサミシード(読み)せさみしーど(その他表記)sesame seed

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セサミシード」の意味・わかりやすい解説

セサミシード
せさみしーど
sesame seed

ゴマ種子のことで、香ばしい香りが香辛料として利用される。黒ごま、白ごま、金ごまなどがあり、とくに炒(い)ったものはナッツ類に似たフレーバーに特徴があり、甘味のあるほろ苦さが食欲をそそる。西洋ではパンやクッキー、ケーキなどに入れるが、日本では、炒(い)りごま、切りごま、すりごまにして料理の風味づけに使われる。すりごまに調味料(みそしょうゆ、酢)を加えて和(あ)えるごまみそ和え、ごま和え、ごま酢和えなどの和え物はほとんどの野菜にあい、ごま豆腐、ごま餅(もち)、ごま煮など料理の種類も多い。白身の魚のソースにもよくあい、食塩と混ぜたごま塩は赤飯のふりかけに欠かせない。

[齋藤 浩]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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