日本大百科全書(ニッポニカ) 「セッションズ」の意味・わかりやすい解説 セッションズせっしょんずRoger Huntington Sessions(1896―1985) アメリカの作曲家。ハーバード大学、エール大学で学んだのち、ブロッホに師事。1926~32年奨学生としてヨーロッパに留学。その間コープランドと協力して現代音楽普及のための音楽会をニューヨークで開催。帰国後、プリンストン大学その他で教鞭(きょうべん)をとり、アメリカ音楽の発展に多大な影響を与えた。十二音技法による作品を発表しているが、新古典主義の影響が認められる。管弦楽曲、室内楽が有名。[寺田由美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例