セピオライト(読み)せぴおらいと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セピオライト」の意味・わかりやすい解説

セピオライト
sepiolite

Mg9Si12O30(OH)6(OH2)4・6H2O あるいは Mg8Si12O30(OH)4(OH2)4・8H2O 。海泡石ともいう。緻密土状の単斜晶系または斜方晶系鉱物。硬度2~2.5,比重2。灰色白色,不透明。変質鉱物として蛇紋岩に産出する。白,クリーム色のものはパイプに加工。トルコギリシアなどが主産地語源ギリシア語の sepia (イカ) で,形がイカの甲に似ているためにつけられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セピオライト」の意味・わかりやすい解説

セピオライト
せぴおらいと

セピオ石

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android