繊維状結晶が絡み合って皮のような集合をする鉱物。いわゆる山皮の一種である。セピオライトともいう。塊状のものは軽くて粉末になりにくい。また乾燥したものは水に浮き、海泡石(かいほうせき)ともいう。このようなものは彫刻がしやすいので、装飾品やパイプ(海泡石パイプ)に使われることがある。超塩基性岩、石灰岩、苦灰岩などの中に脈あるいは塊をなして産する。セピオ石に似たものにパリゴルスキー石がある。これは化学成分と結晶構造が異なるが、外観や物性はきわめて類似するためセピオ石と区別しがたい。多孔質で軽いのがイカの甲に似ているところから、英名はイカを意味するギリシア語に由来する。
[松原 聰]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...