20世紀西洋人名事典 「セルマラーゲルレープ」の解説
セルマ ラーゲルレープ
Selma Lagrelöf
1858.11.20 - 1940.3.16
スウェーデンの小説家。
モールバッカ生まれ。
別名S.Ottiliana Lovisa L.。
スウェーデンの女流小説家で、女学校の教師をしていた頃、懸賞小説に応募し、当選。その作品が「イェスタ・ベルリング物語」(1891年)で、その後有名になるきっかけとなった。その他の代表作品に映画界初期の名作「霊魂の不滅」(1930年)の原作となった「御者」(’12年)があり、日本でも「幻の馬車」の名で有名になった。’09年スウェーデン女性としては初めてのノーベル文学賞、’14年アカデミー会員に選ばれた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報