セロラルゴ県(読み)セロラルゴ(その他表記)Cerro Largo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セロラルゴ県」の意味・わかりやすい解説

セロラルゴ〔県〕
セロラルゴ
Cerro Largo

ウルグアイ北東部の県。県都メーロ。北東はブラジルと国境を接し,北西ネグロ川によって限られ,東端は大西洋岸の潟湖メリン湖 (ブラジルではミリン湖) に面する。東部に低地が広がるほかは,ほぼ全域が丘陵地帯から成り,中央部には北東-南西方向にグランデ丘陵が連なる。主産業は牧畜で,トウモロコシコムギイネ,ブドウ,果樹飼料作物などの栽培も行われる。首都モンテビデオからブラジルに通じる南北方向の幹線道路と,タクアレンボから国境の町リオブランコに通じる東西方向の幹線道路がメーロで交差するほか,メーロとリオブランコへは首都と結ぶ鉄道が通じている。面積1万 3648km2。人口7万 8416 (1985) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む