出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
1845 - 1912
ブラジルの外交官,政治家,歴史家。
元・ブラジル外相。
上院議員リオ・ブランコ子爵の息子で、1866年法科大学卒業と同時に「プラタ戦争の挿話」を出版、以後「三国同盟戦争」、「ブラジル軍部史」等の歴史書を著作。一方1869〜75年下院議員の後、1876年イギリスのリバプール総領事に就任、1880年王室顧問官となり名誉勲位を受章、1880年男爵となる。共和政樹立後は全権大使として1895年アルゼンチン、1900年フランス領ギアナとの国境条約を成立させ、’02年以降外相を務め、ブラジルの国際的評価を高めるのに貢献。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…1757年その西半分が分離し,サン・ジョゼ・ダ・バラ・ド・リオ・ネグロSão José da Barra do Rio Negroとなり,その後リオ・ネグロとなり,共和制実施(1889)後アマゾナス州となる。国境と接する所が多く,1943年国防上の理由からリオ・ブランコ(現在のロライマRoraima),グアポレ(現在のロンドニアRondônia)が準州に編入されたが,いまでも,ベネズエラ,コロンビア,ペルーと国境を接し,これらの国には,同名の行政区がある。ベネズエラ国境付近ではギアナ高地に接し,ブラジルの最高点ネブリーナ山(3014m)があるが,大部分はいわゆる上アマゾニア,またはアマゾン盆地をその領域とし,アマゾン川本流,その支流ネグロ川,マデイラ川等の大河が流下する熱帯雨林で,州都マナウスで年平均気温26.7℃,最高気温は32℃くらい,年降水量は2243mm,7~9月に短い乾季がある。…
※「リオブランコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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