セントキッツ島(読み)セントキッツトウ(その他表記)Saint Kitts

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セントキッツ島」の意味・わかりやすい解説

セント・キッツ島
せんときっつとう
Saint Kitts

カリブ海東部、小アンティル諸島中のリーワード諸島中央部にある島。セント・クリストファー島ともよばれる。南東ネイビス島とともに独立国セント・クリストファー・ネイビスを構成する。面積168平方キロメートル、人口3万3040(1999推計)。リーワード諸島最高峰のミゼリー山(1315メートル)を頂く火山島で、山地が多く風景の美しいことで知られる。サトウキビ砂糖が主要生産物である。1493年コロンブスによって発見され、1623年にイギリス人が入植、1783年にイギリス領となった。1967年にアンギラ、ネイビス両島とともにイギリスの自治領となったが、80年アンギラが分離、83年独立した。

[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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