普及版 字通 の解説
21画
[字訓] まじわる・せりあう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(せん)。は羊の臭いをいう。〔説文〕四上に「羊相ひ廁(まじ)はるなり」という。他物が入りまじることを入という。
[訓義]
1. まじる、まじわる、他物がまじわる。
2. せりあう、きそいあう、あらそう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヒツジノキサヤ 〔字鏡集〕 ヒツジノキサヤ・マジル・クツ
[語系]
tshin、tsyuanは声義近く、は羊が追いたてられて一所に逃げこみ集まること、は逃げこみひそむことである。それで入することをまた入という。
[熟語]
雑▶・廁▶・入▶・補▶・名▶・和▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報