20世紀西洋人名事典 「ゼリーナヘンツ」の解説
ゼリーナ ヘンツ
Selina Chönz
1911 -
スイスの作家。
保母養成学校校長。
エンガデン州サムダン生まれ。
チューリヒで保母養成学校のモンテッソーリ分校校長を務めるなど教育に携わった後、結婚して帰郷。ロマン語の詩の形で書かれた物語はスイスの風俗、郷土愛などを子供の世界を通じて描かれている。1948年度スイス児童図書賞受賞作「ウルスリのすず」(’45年)、「フルリーナと山の鳥」(’52年)、「大雪」(’55年)などアロワ・カリジェが絵を描いた絵本の作者として世界的名声を得る。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報