ソウ・さわぐ

普及版 字通 「ソウ・さわぐ」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] ソウ(サウ)
[字訓] さわぐ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は蚤(そう)。蚤に騒ぐ意がある。〔説文十下に「動くなり」とは騒動する意。〔爾雅、釈訓〕に「は勞なり」とあり、疲れる意。懆と通じ、憂える意がある。

[訓義]
1. さわぐ、さわぎうごく。
2. つかれる、さわぎつかれる。
3. 懆と通じ、うれえる。
4. 蚤と通じ、はやい。
5. 澡と通じ、あらう。

[古辞書の訓]
字鏡集 オソロシ・サハガシ・イタム・タノシブ・アハレブ・カナシブ・ウレフ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android