ソルボース(その他表記)sorbose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソルボース」の意味・わかりやすい解説

ソルボース
sorbose

化学式 C6H12O6ケトヘキソース一種。D体とL体があるが,D体は天然には存在しない。L体はD-ソルビットを細菌によって酸化するソルボース発酵法によって大量に生産される。甘味をもつ白色粉末。融点 159~161℃。グルコースからビタミンC をつくるときの中間体である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「ソルボース」の解説

ソルボース

 C6H12O6 (mw180.16).

 xylo-2-ヘキスロース.工業的にアスコルビン酸の製造原料として使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android