ソログーブ(その他表記)Sologub, Fëdor Kuz'mich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソログーブ」の意味・わかりやすい解説

ソログーブ
Sologub, Fëdor Kuz'mich

[生]1863.3.1. ペテルブルグ
[没]1927.12.5. レニングラード
ロシアの詩人,小説家。本名 Teternikov。職人の家に生れ,母の奉公先の援助で師範学校を卒業し,中学校の教師となった。 1890年代『北方通報』誌で活躍,前期シンボリズムの代表的詩人となった。 1907年退職し,以後文筆に専念。極端な厭世観に満ちた悪魔主義的色彩の濃い作品を多く発表した。彼を最も有名にしたのは,長編小説『小悪魔』 Malyi bes (1905) で,ここでは俗悪愚劣な田舎町の生活がゴーゴリ的な筆致で描き出されている。そのほか,詩集『炎の輪』 Plamennyi krug (09) ,戯曲『死の勝利』 Pobeda smerti (07) ,長編小説『幽霊の妖術』 Nav'i chary (08~09) 。ロシア革命後も国内に残り,孤独のうちにその生涯を終えた。

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