ソロモンの頌歌(読み)ソロモンのしょうか(その他表記)Odae Salomonis; Odes of Solomon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソロモンの頌歌」の意味・わかりやすい解説

ソロモンの頌歌
ソロモンのしょうか
Odae Salomonis; Odes of Solomon

新約聖書偽典一つ。 42の短い頌詩の集成で,グノーシス主義やヨハネ神学の影響がみられる。 1907年頃 J.ランバル・ハリスによってシリア語写本が発見され,ほぼ全体が知られるようになった。2世紀頃シリアでキリスト教徒ユダヤ人著作から編集したか,あるいは独自に創作したと推定されるが,その原語,成立動機については定説がない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む