ソンゴ・ムナラ遺跡(読み)ソンゴ・ムナラいせき(その他表記)Songo Mnara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソンゴ・ムナラ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ソンゴ・ムナラ遺跡
ソンゴ・ムナラいせき
Songo Mnara

タンザニアの首都ダルエスサラームの南方約 280kmのインド洋上に浮かぶ島,ソンゴ・ムナラ島にあるイスラム遺跡キルワ遺跡の残るキルワ・キシワニ島の南に位置する。マングローブ密林の中にあり,キルワ遺跡とは対照的にほとんど廃墟と化している。 14世紀には町ができ,18世紀頃まで使われていた形跡が残るが,五つのモスクの廃墟だけが残り,どのような民族が生活し,いつ滅びたかも解明されていない。ムナラとはスワヒリ語で「塔」を意味する。 1981年キルワ遺跡とともに世界遺産の文化遺産に登録。

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