タウエルンウィンドウ

最新 地学事典 「タウエルンウィンドウ」の解説

タウエルンウィンドウ

Tauern Window

アルプス造山帯,東アルプス(オーストリア中央)に位置する東西160km・南北30〜60kmに広がる地窓。オーストロアルプス帯ナップ群の構造的下位であるペンニン帯ナップ群とヘルベチア帯ナップ群に属する変成岩が露出する。地窓の中心で構造的下位にはヘルベチア帯ナップ群に対比される花崗岩〜トーナル岩質の片麻岩(ヨーロッパ大陸縁の断片)が分布し,その上位にペンニン帯ナップ群に対比されるユニットが重なる。特に,ペンニン帯ナップ群相当はバレーおよびリグリア─ピエモンテの両ドメインに相当するユニットが累重する。片麻岩類の一部はエクロジャイト相変成作用を被っており,含ひすい輝石正片麻岩や藍晶石エクロジャイトを伴う。

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参照項目:アルプス造山帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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