タクアレンボ県(読み)タクアレンボ(英語表記)Tacuarembó

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タクアレンボ県」の意味・わかりやすい解説

タクアレンボ〔県〕
タクアレンボ
Tacuarembó

ウルグアイ中北部の県。県都タクアレンボ。ネグロ川中流部北岸に位置する同国最大の県で,ほぼ全域がゆるやかに起伏する丘陵地帯から成り,西境に沿ってアエド丘陵が連なる。ネグロ川は県南西端部のパソデロストロス付近でせきとめられ,その上流に形成された大規模な人造湖がこの県と南のドゥラスノ県にまたがって広がる。主産業は農牧業で,コムギトウモロコシ,野菜などの栽培,ウシ,ヒツジの飼育が行われる。首都モンテビデオとリベラを結ぶ幹線道路,鉄道が県都を経て県西部を南北に通る。面積1万 5438km2。人口8万 3498 (1985) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android