普及版 字通 の解説
15画
[字訓] うったえる・そしる
[字形] 形声
声符は(たく)。に、うち、せめる意がある。〔方言、十〕に「は(うつた)ふるなり。楚以南にては、之れをと謂ふ」とあり、〔楚辞、離騒〕に「謠」の語がみえる。〔広雅、釈言〕に「訴ふるなり」、〔広雅、釈詁一〕に「責むるなり」とする。
[訓義]
1. うったえる、うったえせめる。
2. そしる、いつわりそしる。
3. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ウタヘセム
[下接語]
巧・謡
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報