日本大百科全書(ニッポニカ) 「ただれ」の意味・わかりやすい解説 ただれただれ / 爛 医学用語「びらん(糜爛erosion)」の俗称。浅い水疱(すいほう)の疱膜が破れて生じたもので、新鮮紅色を呈し、表面は漿液(しょうえき)で潤っている。浅い熱傷(やけど)あるいはブドウ球菌が原因の水疱性伝染性膿痂疹(のうかしん)(とびひ)などに罹患(りかん)した皮膚に生じ、治癒後、瘢痕(はんこん)が残らない。[伊崎正勝・伊崎誠一][参照項目] | 伝染性膿痂疹 | ブドウ球菌 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例