たぬき汁(読み)たぬきじる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「たぬき汁」の意味・わかりやすい解説

たぬき汁
たぬきじる

汁物の一種。本物のタヌキの肉を用いるときは、みそ仕立ての汁にする。ささがきごぼうを加えるのは、臭気をとるためである。これは11月から2月までの季節料理である。精進のたぬき汁は僧家のくふうしたもので、こんにゃくをちぎって、から炒(い)りしてからつくる。別鍋(なべ)に油をひき、こんにゃくのほかにダイコン細切り、ささがきごぼうを炒(いた)めてみそ汁の実にする。ネギを加えてもよい。椀(わん)に盛ってから粉さんしょうをふり込む。酒少々を加えるのを「すっぽん仕立て」という。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む