タビーニュ僧院(読み)タビーニュそういん

世界の観光地名がわかる事典 「タビーニュ僧院」の解説

タビーニュそういん【タビーニュ僧院】

ミャンマー中央部、バガン(Bagan)の仏教遺跡群の中にある寺院。バガンで最も高い、高さ61mの堂を持つ。12世紀半ばにアラウンシートゥー王によって建立された寺院で、アーナンダ寺院シュエジゴンパゴダとともに、バガン3大仏教建造物の一つに数えられている。この寺院から眺めるエーヤワディー川(イラワジ川)の夕景は、この寺院の北にあるエーヤワディー川のほとりのブーパーヤーパゴダとともに有名である。また、この寺院には日本人戦没者の慰霊碑がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android