世界の観光地名がわかる事典 「アーナンダ寺院」の解説 アーナンダじいん【アーナンダ寺院】 ミャンマー中央部のバガン(Bagan)にある仏教遺跡。バガンは、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールとともに世界三大仏教遺跡の一つに数えられているが、アーナンダ寺院は、バガン遺跡を代表する最大の寺院遺跡である。上座部仏教(小乗仏教)を導入し、ミャンマー族最初の統一国家を築いたバガン朝の第3代の王チャンスィッターによって、11世紀末~12世紀初頭に建設された。白亜の寺院の内部には、4つの仏像が安置され、釈迦(仏陀)の生涯を描いた80点の浮き彫りがある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報