夕景(読み)セッケイ

デジタル大辞泉 「夕景」の意味・読み・例文・類語

せっ‐けい〔セキ‐〕【夕景】

夕方景色
夕日の光。夕日せきじつ
[類語]景色山色さんしょく水色すいしょく白砂青松はくしゃせいしょう野色やしょく野景柳暗花明りゅうあんかめい春景煙景秋景雪景暮景晩景夜景

せき‐けい【夕景】

せっけい(夕景)

ゆう‐けい〔ゆふ‐〕【夕景】

夕方。また、夕方の景色。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夕景」の意味・読み・例文・類語

せっ‐けいセキ‥【夕景】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夕方の日かげ。夕方の日光。夕日。
    1. [初出の実例]「落木寒山夕景曛、手披荒草孤墳」(出典:星巖先生遺稿‐前編(1863‐65)鴨沂小隠集・九月念三日弔頼子成墓)
    2. [その他の文献]〔王融‐法楽辞〕
  3. 夕方のながめ。夕景色

ゆう‐けいゆふ‥【夕景】

  1. 〘 名詞 〙 夕方。日暮れ。また、夕方のありさま、景色。せっけい。
    1. [初出の実例]「国野は夕景(ユフケイ)より市中に開く政事上の集会に赴きしかば」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)

せき‐けい【夕景】

  1. 〘 名詞 〙せっけい(夕景)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「夕景」の読み・字形・画数・意味

【夕景】せきけい

夕暮の景色。

字通「夕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android