ダマヤンヂー寺院(読み)ダマヤンヂーじいん

世界の観光地名がわかる事典 「ダマヤンヂー寺院」の解説

ダマヤンヂーじいん【ダマヤンヂー寺院】

ミャンマー中央部、バガン(Bagan)の南東約1.6kmにある未完寺院。1165年に、アラウンシートゥー王の次男ナラトゥー王が建立した。ナラトゥー王は王位に就くために、父王と兄の皇太子を暗殺したが、その罪を後悔し、罪滅ぼしのために、それまでで最大の規模のこの寺院の建立を思い立ったといわれる。しかし、ナラトゥー王は建設途上で、暗殺されてしまったため、工事は中断され、未完成のままの寺院が今日まで残された。レンガ造りの緻密な細工で、6層の基壇には、まっすぐに延びた急勾配階段がある。建物の内部には仏像壁画が数多く残されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む