タフリング(その他表記)tuff ring

最新 地学事典 「タフリング」の解説

タフリング

tuff ring

高さが低いわりに火口径の大きい火砕丘の一種。浅い海底・湖底などでマグマが水に接触して起こるマグマ水蒸気爆発に伴うことが多く,急冷破砕されたマグマの固結破片が低角度で四方に飛散して生じる。ベースサージ堆積物を主体とし,細かい成層構造が火口の内外に発達する。玄武岩質火山島の海岸付近や浅海に一般的。ハワイ諸島などに好例多数。日本では三宅島1983年噴火の際に南西海岸に好例を生じた。火口径がより小さく,外側斜面勾配がより急(頂部で20°~25°以上)のものはタフコーンとして区別される。R.Cas et al.(1987)より古い記述では,タフリングはタフコーンに含まれていることが少なくない。参考文献R.A.F.Cas et al.(1987) Volcanic successions, Allen&Unwin

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岩石学辞典 「タフリング」の解説

タフ・リング

広い凝灰岩の火口で,ときに湖となっていることがある[Cotton : 1944].高さが低い割には火口径の大きい火砕丘の一種で,浅い海底や湖底などでマグマが水に接触して起こるマグマ水蒸気爆発に伴うことが多く,急冷破砕されたマグマの固結破片が低角度で四方に飛散して生じる.古い記述ではタフリングはタフコーンに含まれていることが少なくない[Casa, et al. : 1987,地学団体研究会 : 1996].陥没火口(collapsed crater, pit erater)[Fenner : 1921].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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